Aくんは、中2の途中から当塾で勉強をはじめました。
入塾当初から向上心が強く、前向きに勉強に取り組むことができていました。

中3のときのS模擬の記録です。

6月 3教科偏差値 49 / 5教科偏差値 49
最初の模試の結果です。偏差値50に届かないくらい。でもやる気があるので伸びる要素いっぱいです。

7月 3教科偏差値 47 / 5教科偏差値 49
3教科の偏差値が下がってしまいました。「下がる」というとすごく残念なことのように感じますが、この程度は「誤差」です。
偏差値という「数値」が出てしまうと、「自分の偏差値は○○だから」と、自分というものが「偏差値○○の人」と決められてしまうような感覚になってしまうかもしれませんが、気にしてはいけません。ただの数字。ただのテストの結果。目安です。
ただしAくんの場合はこの「3教科47」がこの1年間で最も低い数値となるのでした。(このあと、どんどん上がっていくということです)

8月 3教科偏差値 55 / 5教科偏差値 54
3教科の偏差値が8もアップしました。上がりすぎという感じもしますが…。良かったんだから、良かったのです!

10月 3教科偏差値 55 / 5教科偏差値 52
3教科はそのままキープ。OK! 5教科は2下がってしまいましたが、誤差誤差。気にしない!

11月 3教科偏差値 56 / 5教科偏差値 56
3教科、5教科ともに過去最高の偏差値となりました。みんなが頑張るこの時期に偏差値が伸びるのは、 まわりよりも頑張っている証拠! ほんとにすごいですね!

12月 3教科偏差値 57 / 5教科偏差値 58
3教科、5教科ともさらに最高記録を更新! 伸びまくり! すごかった…!

1月 3教科偏差値 61 / 5教科偏差値 59
入試直前の1月。またまた記録更新!3教科は偏差値60を超えてきました。

このように、「また記録更新した!」ということの連続でした。

Aくんがここまで成績を伸ばすことができたのはなぜなのでしょうか。
一番の原因は「本人が自分を信じて、丁寧に勉強に取り組んだから」だと思います。
こちらが「こなすのはちょっと大変だろうな」と思った課題にも丁寧に取り組み、しっかりとついてきてくれました。

ここまでが、Aくんがよく頑張ってくれたというお話。
入試の結果がどうなったか。これも書かないわけにはいきませんよね…
実は第一志望は不合格となってしまいました。
( 後日、分析したところによるとちょっとだけ難易度が低い学校の合格点には達していました。 )
すごい勢いで伸びていたので、ちょっとぎりぎりの高校にチャレンジした結果です。